日立ベーシックマスターJr.(MB-6885)エミュレータ bm2 マニュアル * 概要 * 日立ベーシックマスターJr.(MB-6885)のエミュレータです. モニタサブルーチンの一部をエミュレートしているため, ROMイメージがなくてもマシ ン語のプログラムを実行できます. 実機のROMイメージは300baudのもののみで動作を確認しています. 次の機能が使用できます. ・CPU ・メモリ ・キーボード ・タイマ ・テキスト表示 ・グラフィック表示 ・サウンド出力 ・テープ入力 ・テープ出力 ・カラーアダプタ MP-1710 ・モニタサブルーチンの一部(ROMイメージがない場合) 次の機能は使用できません. ・プリンタ出力 * インストール * 1.SDLの入手 Linux, MacOSXでソースからmakeする場合はSDL(Simple Directmedia Layer)の Development Libraryが必要となる. MacOSXのバイナリを実行する場合はRuntime Libraryが必要となる. http://www.libsdl.org/から入手すること. LinuxZaurusバイナリを実行する場合はLinuxZaurus版SDL Runtime Libraryが必要と なる. http://atty.skr.jp/から入手すること. win32バイナリのSDL Runtime Libraryはアーカイブに含まれているので別途入手する 必要はない. 2.ベーシックマスターJr.のROMをコピーする. (1)ベーシックマスターJr.の実機のテープ出力(赤色)とPCのライン入力またはマイク をつなげる. (2)B000-E7FF, F000-FFFFを出力し録音する. o Window標準のサウンドレコーダは短い時間しか記録できないため別のソフトを 用意する必要がある. 作者は「ぽけっとれこーだー」(http://radical.xrea.jp/)を使用した. o フォーマットは44.1kHz, 8bit, モノラルを推奨する. o 録音時間はB000-E7FFは約13:20, F000-FFFFは約4:00. (300baudの場合) o コマンドは次のとおりである. MON (モニタに移行する) P (テープに出力するコマンド) ROM1 (ファイル名. 他の名前でもよい) B000 (開始アドレス) E800 (終了アドレス+1. SPACEを押すと出力を開始する.) P ROM2 F000 FFFF (3)bmtapeでMotorola Sレコード形式にする. (4)ファイル名をB000-E7FFはb000-e7ff.s, F000-FFFFはf000-ffff.sに変更する. (5)f000-ffff.sをテキストエディタで開く. 最後から2番目の行が S112FFF0??????????????????????????????42 の様になっているので, 最後の1byteをモニタのDコマンドで表示して挿入する. o ベーシックマスターJr.のモニタは入力したアドレス-1までを出力するため, FFFFの内容を出力できない. そのためこの作業が必要である. o 挿入する場所は後ろから2文字目と3文字目の間(上の例ならば??と42の間). またデータ長(前から3文字目と4文字目, 書き換え前は12)を13に書き換える. o 最後の2文字(上の例では42)はチェックサムだが, bm2はチェックしないため書 き換えなくてもよい. (気になる人はチェックサムから書き加えた値を引いたものに置き換えること.) o 最後の1byteを表示するコマンドは次のとおりである. MON D FF80 3.設定ファイルbm2configを o Linux, MacOSXの場合は名前を .bm2config としてホームディレクトリにコピーす る. o win32の場合は \Documents and Settings\<ユーザ名>, またはbm2.exeと同じフォ ルダにコピーする. * 設定 * bm2configファイルを編集すると設定を変更できる. <...>は適当な文字列, |は1つを選択することを表す. rom_dir ROMイメージのあるディレクトリ(フォルダ)を指定する. ホームディレクトリは ~ と書くことができる. 空白にするとモニタサブルーチンをエミュレートする. clock CPUのクロック周波数を設定する. 単位はkHz. デフォルトは750. ram_size 16k|64k RAM容量を指定する. mp1710 y|n yのときカラーアダプタMP-1710をエミュレートする. display c|g cのときカラーディスプレイ, gのときグリーンディスプレイとする. zoom <倍率> 画面の倍率を設定する. (1〜4) sound y|n yのとき音を出力する. key_change y|n win32またはMacOSXで106キーボードを使用する場合yにする. * 起動 * o bm2の実行ファイルをダブルクリックする. ROMイメージがある場合はBASICを起動する. (テープイメージファイル名はnoname.bin) ない場合は擬似モニタを起動する. o bm2のアイコンにテープイメージファイル(bmtapeで作成される*.binファイル)をドロ ップする. ドロップしたテープイメージを使用する. ROMイメージがない場合は無効. o bm2のアイコンにモトローラSレコード形式のプログラムをドロップする. プログラムをロードする. o コマンドラインで bm2 <モトローラSレコード形式> <アドレス(16進数)> とする. プログラムをロードし指定したアドレスから実行する. ROMイメージがある場合は無効. また bm2 -[option]=[value] (optionは設定ファイルの項目名, valueは値) とすると設定を変更できる. 例: bm2 -sound=n 音を出力しない. * 操作 * キーの配置は次のとおりである. 左のShift: 英記号 左のCtrl : 英数 右のShift: カナ記号 右のCtrl : カナ BackSpace: DEL ESC : BREAK RESET Insert : \ (一部の環境で効かないため) Delete : ロまたは_ (一部の環境で効かないため) PageUp : テープの読み込み位置, 書き込み位置を先頭にする PageDown : テープの書き込み位置を末尾にする Alt + F : テープイメージを選択する. またはバイナリ(モトローラSレコードファイ ル)をメモリにロードする. * 擬似モニタの操作 * ROMイメージがない場合は起動すると擬似モニタ実行される. L: ディスク上のモトローラSレコード形式のファイルをロードする. G: 入力したアドレスから実行する. 決定はスペースキーである. * 参考文献 * MB-6885マニュアル, 日立製作所, 1981 I/O別冊ベーシックマスター活用研究, 工学社, 1982 m6800マイクロコンピュータマニュアル, モトローラ・セミコンダクターズ・ジャパン, エレクトリックダイジェスト, 1977 マイクロコンピュータの基礎と6800, Ron Bishop著 モトローラ・セミコンダクターズ・ジャパン 日立製作所武蔵工場訳, CQ出版, 1980 * スペシャルサンクス * Hさん 情報提供等ありがとうございました. * ライセンス * フォントは門真なむさんのk6x8を一部変更して使用しています. --- k6x8のライセンス ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ These fonts are free softwares. Unlimited permission is granted to use, copy, and distribute it, with or without modification, either commercially and noncommercially. THESE FONTS ARE PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY. これらのフォントはフリー(自由な)ソフトウエアです。 あらゆる改変の有無に関わらず、また商業的な利用であっても、自由にご利用、複製、再配布することができますが、全て無保証とさせていただきます。 Copyright(C) 2000-2007 Num Kadoma --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- bm2はBSDスタイルライセンスのもとで配布される. Copyright (c) 2008, 2012 maruhiro All rights reserved. Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the following conditions are met: 1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following disclaimer. 2. 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(日本語訳・参考) Copyright (c) 2008, 2012 maruhiro All rights reserved. ソースコード形式かバイナリ形式か、変更するかしないかを問わず、以下の条件を満たす 場合に限り、再頒布および使用が許可されます。 1. ソースコードを再頒布する場合、上記の著作権表示、本条件一覧、および下記免責条 項を含めること。 2. バイナリ形式で再頒布する場合、頒布物に付属のドキュメント等の資料に、上記の著 作権表示、本条件一覧、および下記免責条項を含めること。 本ソフトウェアは、著作権者およびコントリビューターによって「現状のまま」提供され ており、明示黙示を問わず、商業的な使用可能性、および特定の目的に対する適合性に関 する暗黙の保証も含め、またそれに限定されない、いかなる保証もありません。著作権者 もコントリビューターも、事由のいかんを問わず、損害発生の原因いかんを問わず、かつ 責任の根拠が契約であるか厳格責任であるか(過失その他の)不法行為であるかを問わず 、仮にそのような損害が発生する可能性を知らされていたとしても、本ソフトウェアの使 用によって発生した(代替品または代用サービスの調達、使用の喪失、データの喪失、利 益の喪失、業務の中断も含め、またそれに限定されない)直接損害、間接損害、偶発的な 損害、特別損害、懲罰的損害、または結果損害について、一切責任を負わないものとしま す。