簡易FAQ オリジナルのヘルプや別途付属テキストも参照してください 主なオリジナル(0.83)との違い一覧 ・FM音源エンジンをfmgenに変更(FM音源部のみ使用) ・FM音源の再現を向上させるQFM/LPF追加 ・ユーザーLPF追加 ・外部音源DLL(V1)対応 ・BEEPPCM用の音質向上仮想ボード追加 ・対応FDイメージの追加(NFD等) ・CDイメージ対応(IDE #2) ・CDDAの音量スライダ追加 ・マウスホイールで音量変更追加 ・イメージやステートファイルのドラッグ&ドロップ対応 ・擬似マルチディスクイメージ(FDL)対応 ・マルチスレッド対応(ENHANCED.txt) ・UMBとして使用できるメモリの増加(ENHANCED.txt) ・画面描画フィルタの追加 ・ウィンドウの位置やサイズ状態を保存復帰 ・マウススピードやFDDやジョイパッドの設定や切り替えの追加 ・ステートファイルの読み書き確認等の追加 ・ステートファイル名の変更 ・メニューのショートカット登録追加(Function.txt) ・0.84の変更部分に対応(一部) ・デバッガの拡張(簡易メモリエディタ) ---------- エミュレーション ・○○が動かない  エミュレータ以外にもPCの環境やさまざまな要因があるので対処は難しいです  オリジナルや他では動くのか以前のバージョンでは動くのか  iniの設定はどうしているのか  np2なのかnp21なのかエミュレーション上の環境はどうなのか  情報が細かく多い程改善できる可能性は高いですがあくまで私的な改造版なので期待しないでください  エミュレータ側の設定で動作する場合もあるのでクロックやサウンドボードを変更して試してください  iniのENHANCEDでタイムスタンパを有効にすることで動作する場合もあります  iniのENHANCEDで特殊動作モードにすることで動作する場合もあります  「np2 ソフト名」等ネット検索すると解決法が見つかる事があるかもしれません  ソフト自体にバグがあり実機では運が良く動いていた場合もあります ・本家では動くが改造版では動かない  本家となるべく同じような設定にしてください  iniのENHANCEDの  D0000-FFFFFのRAM書き込み禁止  86PCMを別タイプ  マウスを別タイプ  IDEを使用している所為で動作しない場合があります  その場合はシステムメニューで内蔵固定ディスクを使用しないにする事で動作するかもしれません ・np2(nt)sxとは  CPU部分のみをnp21(386SX)化としたnp2(nt)です ・実行速度が安定しない  iniのPriorityの数値を1や2にしてみてください  あまり大きくすると不安定になるので注意  又はENHANCEDの設定でマルチスレッドにする事で改善するかもしれません  その他エミュレーション側のCPU周波数を下げたりホスト側のCPUの強化やサウンドレートの改善する事で安定するかもしれません ・No Waitにしても速くならない  CPU周波数が高い状態より低い状態での方が速くなる場合があるので試してください ・CPU速度を変えて実行したい  メニュー→Emulate→Speedで選択します  デフォルトでは50% 75% 100% 200% 400% 800%  iniにCPUSMENUを手動で追加する事で8個までカスタマイズ登録できます  単位は%で-値で表記した場合100%とのトグル動作になります  8個未満の場合は0で終了を明示してください  例)  CPUSMENU=25,50,75,100,150,200,400,800  CPUSMENU=100,-200,400,800,0  あまり逸脱した値を指定選択すると動作が不安定になるので注意してください  ショートカットで使用する場合は40140〜40147です ・マルチスレッドとは  エミュレーションとOSのメッセージ処理を分ける事で負荷を分散するようにします  メニュー操作時でもエミュレーションの実行が停止されません  デフォルトではシングルスレッドで動作します  iniのENHANCEDで設定します ・UMBを増やしたい  デフォルトでA5000-A7FFFが書き込み可能RAMとして  エプソンモデルではD4000-DFFFFがRAMとなりUMBとして使用できます  NECモデルの場合iniのEMHANCED設定でD0000-FFFFFがRAM化されます  通常ROMの部分もRAM化されるので取り扱いには注意してください  np21ではページング等を使わずにUMB化できるのでVEM486やEMM386等で遅くなる状態を避ける事が出来ます  通常の使い方をする場合はページングや仮想86を必要とする場面は少ないと思うのでRAM化してUMBとして使用する方が高速になります  ソフトによっては書き込みできない事を前提に動いてるものもありメモリを内容を壊す場合で注意してください ・起動を高速化したい  iniのBOOTSKIPで起動音及びメモリカウントをスキップします  bit0(1) = 0:通常/1:「ぴぽっ」スキップ  bit1(2) = 0:通常/1:メモリカウントスキップ ・CDを使いたい  IDE #2でイメージファイルをオープンする事でCDが使用できます  対応しているイメージは.cue(bin/img)|.ccd|.cdm|.mds|.nrg|.isoです  正常に扱えない場合は形式を変換してみてください(.nrg→.iso)  ドライバは標準でneccdd.sysを使用してください ・FDDのアクセスを調整したい  iniのFDD_Waitで調整します(%単位)  100で通常150なら1.5倍になります  Seek soundの状態で処理時間が変わるので調整してください ・ステートファイル名を変更したい  メニューStatの一番上(初回時は[No title])を選択する事でダイアログが開くので好きな名前を入力してください  nekoと入力した場合neko.S??としてステートファイルを扱います  裏技としてfolder\nekoとする事でfolder内にneko.S??としてセーブする事が可能です  但し事前にそのフォルダが存在していないといけません  レジュームは対象外です ・イメージのドラッグ&ドロップとは  エミュレーションウィンドウにイメージファイル又はステートファイルをドラッグ&ドロップするとオープンしたのと同じ動作になります  .hdi|.thd|.nhd(HDイメージ)の場合はIDE #0(Ctrlを押しながらでIDE #1)  .cue|.ccd|.cdm|.mds|.nrg|.iso(CDイメージ)はIDE #2  .hdd(HDイメージ)の場合はSCSI #0(Ctrlを押しながらでSCSI #1)  .d88|.88d|.d98|.98d|.fdi|.xdf|.hdm|.dup|.2hd|.tfd|.nfd(FDイメージ)の場合はFDD1(Ctrlを押しながらでFDD2)  .s??のステートファイル  .fdlのマルチイメージファイル ・FDLとは  FDLは複数のディスクイメージを単体のマルチディスクイメージとして扱えるようにするのテキスト形式のリストファイルです  .fdlファイルをドラック&ドロップする事でメニューのFDD1/2からディスクを選択できるようになります  メニューやツールウィンドウでイメージファイルを変更した場合はFDLは解除されます  ショートカットで使用する場合のメニュー番号はFDD1は44000〜FDD2は45000〜です  例) FDLファイル内容(FDイメージと同じ場所に.fdlとして保存)  ;[FDLIST]以下記述  [FDLIST]  ;メニューに表示するタイトル名(省略時はFDLファイル名)  Name=ワンダラーズフロムイカ娘  ;ステートファイル名を変更したい場合  ;StatName=geso  ;パッチファイルを使う場合  ;Pat=geso.pat  ;ディスク番号は1〜15まで番号スキップ可能  ;ファイル名先頭にP,を付けるとライトプロテクト(読み込み専用)  1=P,プログラム.fdi  2=データ1.fdi  3=データ2.fdi  9=ユーザー.d88 ・PATとは  いわゆるPARです  エミュレータ上のメモリを特定の条件で書き換える事が出来ます  コードはP88SRの仕様に準拠ただし一部命令(以下)は非対応  50 シリアルコード  C0 イコール比較(強化版)  D4 キー入力比較  aabbbbに相当する部分が全てアドレスになります  メニューのPATからOpenで.PATを読み込むかドラッグ&ドロップ  Patから実行したいコードを選択  複数のコード(最大15)を選択可能  No Codeで全コード抑制  レジュームは対象外です(FDL復帰時は読み込みのみ可能)  エミュレータの構造上CPU命令を複数実行してからPATが実行されます  例) ys3.pat  ;  ; Patch for YS3 (FD)  ;  #GOLD MAX  e10153b2 0000  800153b8 ffff  #EXP MAX  e10153b2 0000  800153ba ffff  #RING MAX  e10153b2 0000  300152cd 00ff  #無敵  e10153b2 0000  c20153b2 0001  300153b1 0000  例) br3.pat  ;  ; Patch for Brandish 3 (FD)  ;  #お金MAX  D001ED50 FFFF  8001EAFE ffff  #無敵  D001ED50 FFFF  C201ED74 0002  8001ED72 0000  例) xak3.pat  ;  ; Patch for Xak 3 (FD)  ; ラトクのみ  ;  #お金MAX  d003c642 4720  8003e95f ffff  #経験値MAX  d003c642 4720  8003e7e6 a885  3003e7e8 002d  #無敵  d003c642 4720  c203e7ea 0002  8003e991 0000 ・簡易メモリエディタとは  iniにI286SAVE=trueを追加した時の簡易デバッガのメモリダンプで書き換え及びバイナリサーチが出来るようになります  以下の操作が追加されています  Page Up/Down スクロール  ↑/↓ スクロール(1行)  Shift+↑/↓ 検索にヒットしたアドレスへの前方/後方移動追加  Ctrl+F 検索バイナリ入力  Ctrl+G セグメントアドレス入力  ダブルクリック メモリ書き換え  数値は16進数または10進数(一部レジスタ可能)  数値部分をダブルクリックする事でメモリ書き換え(1バイト)  検索バイナリ列は1バイト〜4バイト入力で複数入力時はスペースで区切りを入れてください(例:cd 1b)  10進数の場合は「%バイト数 数値」としてください  「%3 512」は「00 02 00」と同じになります  入力時先頭に+を付けると以前検索して見つかった中での追加検索-を付けるか何も付けないと新規検索になります(例:+0f 27 00 00/+%4 9999)  あくまで簡易版なので本格的な事をしたい場合は他のツールを使用してください  ウィンドウタイトルにメインメモリ格納アドレス表示(他のツールでベースアドレスとして使用)  ハイメモリ(100000h以降)の書き換えは出来ません  書き換えた値を検索に含める場合は再検索してください ---------- 画面 ・Window (Hard)とWindow (Soft)の違いは  DirectDrawのハードウェアアクセラレーションでフィルタを使うか使わないかの違いです  ただし環境によってはHardであってもフィルタが掛からない場合があります  その時はStretch Filterを使用してください ・Window (Soft)で描画に不具合が出る  iniのENHANCEDで描画を別タイプにすると改善するかもしれません ・Antialiaseとは  簡易なフィルタを使用してジャギを目立たなくします  実質タイルパターンを中間色にするような用途用です ・Antialiaseが効かない  MMXに対応していない場合や画面が32ビットモードで無いと使用できません ・フルスクリーン時にAntialiaseまたはStretch Filterが効かない  ウィンドウ時モードが32ビットカラーの場合は  メニューのScreen→Screen Option→FullScreen→No change screen colorsをオンにすると32bitのままフルスクリーンにできるかもしれません ・Stretch Filterとは  画面拡大及び縮小時の描画時補間フィルタを使用します  環境依存があるので使用できない場合もあります ・拡大縮小時に補間フィルタがかけたくない  まずWindow(Soft)で試してみてそれでも補間がかかるならENHANCEDでSOFT別タイプにしてからWindow(Soft)かStretch Filterを試してみてください ・200ラインモードの奇数ラインの表示/非表示をしたい  ソフト側で奇数ラインの表示/非表示をしているものを強制的に変更します  iniにOdd_Line追加して設定します  Odd_Line = 0:通常/1:強制表示/2:強制非表示  400ラインモードで200ライン表示している場合には効果がありません  リセット及びportに出力した時のみ有効です ・画面が分割されたような状態になる  GDCの設定による場合が多いのでソフトのマニュアル等で確認してください  256色モードでPEGCの機能を使っている場合は正しく表示されません ---------- サウンド ・バックグラウンド時再生速度が安定しない  エミュレーションの実行速度が安定しないを参照 ・QFMとは  FM音源合成のタイミングを重視する事でFM音源の再現を向上させます  ただしCSMやBEEPPCM等のタイミングが犠牲になる場合があります  86PCM再生時プチノイズが混じる事があります  それなりに重くなります ・LPFとは  ローパスフィルタである特定の周波数をカットする事で異音を除外したりします ・ユーザーLPFとは  QFMのLPFとは独立して反映するLPFです(同時に使用可能)  iniにlpforder(フィルタ次数)とlpfcutof(カットオフ周波数)で設定します  lpforder=0〜8(0で使用しない)  lpfcutof=3000〜24000(Hz)  それなりに重くなります ・外部音源DLLとは  音源部を外部DLLとして用意しそれを使い合成を行います  内蔵のエンジンでは再現が難しい音が改善されるかもしれません ・外部音源DLLを使う  iniにFMGenDll追加して使用するdllを指定してください ・外部音源DLLをメニューで選択する  iniにDLLリストを追加する事でメニューに追加されます  FMGenDllとDLLリストは排他です(FMGenDllがあるとDLLリスト無効)  DllList?=外部音源DLL名,FMWait_A,FMWait_D,メニュー表示文字列  ?は0〜9の10種類(順不同スキップ可能)  外部音源DLL名を*にすると内蔵fmgenを使用します  有効ではないDLLは除外されます  例)  DllList0=*,0,0,fmgen(No Wait)  DllList1=*,80,500,fmgen(88k/QFM)  DllList2=  DllList3=mamefm.dll,180,1000,MAME(55k/QFM)  DllList4=mamefm.dll,100,680,MAME(88k/QFM)  DllList5=genpfm.dll,100,680,YM2612(88k/QFM)  ;DllList7=np2fm,0,0,NP2(22/44k Only)  変更後はリセットするか次回起動時から有効になります  iniのFMWait_A/FMWait_Dは選択したリストの数値に変更されます ・内部fmgenと外部fmgenの違いは  内部fmgenの場合はFM音源部のみを使い外部fmgenの場合はFM音源部を含む全ての音源部を使用します ・FM音源の音が実機と違う  外部音源DLLやQFMを使用する  iniにFMWait_AやFMWait_Dで調整する等で対処できるかもしれません ・FMWait_A/FMWait_Dとは  FM音源レジスタにアクセス時にウェイトを掛ける事でタイミングが実機に近くなり合成の再現性が上がります  FMWait_A OPN(A)アドレスライト後のウェイト  FMWait_D OPN(A)データライト後のウェイト(FM音源部のみに適用)  デフォルトではどちらも0(クロック設定)  YM2608はアドレスライト後に2.1μs(約80clock)  データライト後はアドレスにより変化2.1μs〜72.0μs(約80〜2400clock)が必要  PSG部2.1μs/リズム部72.0μs/FM音源部5.9μs〜19.4μs(最大約650clock)  CPU周波数や再生レート音源エンジンによっても変わるので好みで数値を調整してください ・線形補間とは  QFMオフ時FM音源の合成を補間する事で音質を良くします  QFMより負荷が軽減されます  iniのENHANCEDで設定します ・PSGに違和感又は音質が悪い  iniのENHANCEDでPSGを別タイプすると改善するかもしれません  特にPSGPCMの音質向上と負荷が軽減するかもしれません ・BEEPPCMの音質が悪い  QFMを使用している場合はプチノイズが混じるの場合があるのでQFMを切ってください  もしくはiniにBEEP_PCMを追加(変更)して仮想BEEPPCMボードでの発音を試してください  BEEP_PCM=0 通常  BEEP_PCM=2 PC-9801-999A搭載  BEEP_PCM=3 PC-9801-999A(OverDrive)搭載  BEEP_PCM=4 PC-9801-999B搭載  BEEP_PCM=5 PC-9801-999B(OverDrive)搭載  メニューのBEEP音量を反映します  2/3はQFM対応ですがプチノイズや意図しない音が入るかもしれません(音質は良好)  4/5はQFM非対応ですがプチノイズが軽減するかもしれません  3/5はBEEPPCMの音量を多少大きくします  必ずしもこのボードでエミュレートできるとは限らないので注意してください  BEEPPCMの音量を上げたい場合はBeep highよりlowやmidにしてOverDriveにした方が音割れノイズ等少なくなります  Bufferが小さいと途切れ途切れになるかもしれません ・86PCMを使用しているソフトで不具合が起こる  iniのENHANCEDで86PCMを別タイプ(オリジナル準拠)にすると改善するかもしれません ・86PCMの音質が悪い  QFMを使用している場合はプチノイズが混じるの場合があるのでQFMを切ってください  もしくはiniのENHANCEDでQFMオン時の86PCM線形補間を有効にしてみてください ・音量調整がオリジナルのnp2と違う  M88と互換の1/2dB単位での調整になります ・MIDIの音量を変えたい  OSやハード側で変更してください  VERMOUTHの場合はメニューDevice→Sound OptionのMixerのCDの文字部分をクリックするとMIDIに変わり音量が変えられます  MIDIの文字部分をクリックすると再びCDに変わります ・設定は間違っていないのに音が出ない  SOUND BIOSを必要とする場合はSOUND.ROMが無いと音が出ません ---------- 入力デバイス ・キーボードの挙動がおかしい  iniにDINPUT_K=trueを追加してみてください  但し1キーマップが以下に固定されます  Scroll Lock かな  Caps Lock  CAPS  Page Up   ROLL DOWN  Page Down  ROLL UP ・マウスの挙動がおかしい  iniのENHANCEDでマウスをオリジナル準拠にしてみてください ・エミュレーション内のマウスカーソルの移動が遅(速)い  iniのMOUSESNSで調整してください(デフォルトは64)  小さくすれば移動量が減り大きくすると移動量が増えます  CTRL+SHIFT+マウスホイールで実行中にMOUSESNSの変更も可能です ・マウスをOS側とシームレスにして使いたい  98のハード上の問題で完全には不可能のですがiniのENHANCEDでマウスモードを別タイプにしてMOUSESNSで調整する事でエミュレータ側のマウスと同じ座標で操作できるかもしれません  この場合はダブルクリックによるウィンドウスタイルの変更はできません ・2台目に接続しているジョイパッドを使いたい  iniのJOYSTKIDで指定します  0で1台目1で2台目に繋がってる機器が対象です ・ショートカットを使いたい  メニュー項目にあるものならショートカットに登録する事が出来ます  デフォルトではアプリケーションキーでScreen→No Waitの切り替えが登録されています  詳しくはFunction.txtを参照してください